萩市のJAあぶらんど萩にてパート2

読者の皆様、おはようございます。

土曜日担当の新下関食堂森脇です。

今回はJAあぶらんど萩のお米について書かせて頂きます。

また前回から話は1日遡り、1日目の夜にお米業者さんの山中さんとJAあぶらんど萩の職員さんらと食事をしながら、JAあぶらんど萩が取り扱っている様々な話の中でお米の話もいろいろと聞く事ができました。そんなお話の中で素晴らしい取り組みについて少しだけ書かせて頂きます。それはエコ山口農産物という安心、安全な物作りの取り組みについてです。

まずエコやまぐち農産物について説明しますと、エコやまぐち農産物には、エコやまぐち100とエコやまぐち50があり、エコやまぐち100は無化学農薬・無化学肥料で栽培された農産物でエコやまぐち50は科学農薬と化学肥料の使用量を50%以上削減した農産物を認証する山口県独自の精度だそうです。「無化学農薬・無化学肥料」、「科学農薬・肥料50%以上削減」と口で言うのは容易なことですが、JAあぶらんど萩さんでは生産者と一体となり「エコやまぐち認証農産物」へチャレンジしているので、そう遠くない未来には実現しそうですね!!

また有機JASといって、JAあぶらんど萩さんでは総生産量の0.1%にも満たない最高峰の位置付けの「有機JAS認定米」の生産に取り組んでいるそうです。

こんな最高峰のお米をぜひ食べてみたいですね!!

そして更にいろいろな話を伺いっていくうちに、カントリーエレベーターというお米を集め、精米などを行っている場所を見学できるというので、2日目の朝にいく事になりました。

全く想像が出来ない場所でしたのですごく楽しみでした。

そして朝8時に集合して萩の中心地のホテルから30分くらい走ったむつみ地域という広々した田んぼの風景が広がる本当に空気の澄んだ田舎町に、突然巨大な建物が現れました。

その建物こそが見学するカントリーエレベーターという貯蔵施設でした。

ビルで言うと10階建てくらいはあるでしょうか、とにかく近くで見ると圧巻でした。

そして中に入ると、荷受した籾(もみ)を分離除去する籾選別機(揺動式で籾精選に高能率を発揮する選別機)や脱ボウ機(精籾で長いボウが付いたものを除去)する機械など様々な過程を経て不純物的な物を除去していました。

そして精米設備では、今まで見た事のない大きないろいろな役割をする精米機があり、簡単に説明しますと、大量の玄米の小石等を除く石抜き機や被害粒を除く色彩選別機などが装備されていました。

そして倉庫内の説明が終わり、次に正面から見て左側面にある有機の里という大きな文字とお米の絵が描いてある巨大設備の説明を聞きました。

この設備は「サイロ」と言って年間貯蔵を可能にした冷却装置を施し、いつでもおいしい米が出荷出来る貯蔵施設だそうです。

サイロ冷却の目的と効果は、1つ目は籾貯蔵の安全と品質の向上ということで低温貯蔵(15℃以下)で籾すやすや!!

2つ目は半乾1次貯留時の品質保持ということで高温時(外気温25℃以上)には冷風により殻温を低下⇒品質の保持しているそうです。

いろいろと難しい説明をしてきましたが、自分なりにまとめると美味しいお米を食べてもらいたいという農家の人の想いと、そんな想いを込めて作った貯蔵設備内でのいろいろな工程を経たお米がこの場所から出荷されいろいろな場所でいろんな人が食べているんだという事です。

そんないろんな人の想いの詰まった、ぶちうまいお米をやすもりグループの中では新下関食堂としじゃんとやすもり本店で食べる事が出来るので、ぜひ気になった方は食べに来て下さいね。

話は変わりますが、巨大施設の後ろ側で何か黒い物が湯気を出して山みたいに積まれていました。

その正体は、田んぼに撒く肥料でした。

肥料もこんな感じで準備されているなんて事も知りませんでした。

いやー俺って何も知らないんだと思い恥ずかしくなりました!!

今回の見学はいろんな事を知れたので本当に勉強になりました。

JAあぶらんど萩さんへありがとうございました。

新下関食堂ショップコンセプト

一言で言うと「第2の家族」

働き盛りの独身サラリーマンと親元から離れた大学生が

バランスのとれた健康的な食事が出来て、

家庭での家族との食卓を思い出すようなおもてなしと

会話が溢れる場に癒され、明日の活力をもらえるお店

これからも新鮮な食材を使用し、安心安全な地域の第2の食卓を目指して

参ります。

次回はJAあぶらんど萩シリーズの最終章ということで、番外編的な事を書きたいと思うので

良かったら次回も宜しくお願いします。