萩市のあぶらんど萩にてパート3

読者の皆様、おはようございます。

土曜日担当の新下関食堂の森脇です。

今回は、萩市のあぶらんど萩にて最終回という事で番外編を書こうと思います。

まず、「あぶらんど」という言葉には、豊かな自然に恵まれた大地の恵みがいっぱいの阿武の国(abu-Land)で、丹誠込めて生産したJAあぶらんど萩ブランド(abu-Brand)の中でも、より「安全、安心、美味しい」、え~ブランド品(A~Brand)を消費者に提供するという、生産者とJAの意志が込められています。

そしてそんな意志からたくさんの人気商品があります。

そんな沢山ある中で今回は、果肉たっぷりの「萩夏みかんゼリー」を紹介します。

山口県萩市と言えば・・・夏みかん

萩の果物としてイメージされる夏みかん

この特産品の「夏みかん」を使い、プリプリと歯ごたえのある果肉をゼリーの中に閉じ込め、

夏みかんの食感とゼリーのあっさりとした甘さが絶妙のゼザートです。

夏場には凍らせてシャーベットにすると・・・また格別です。

1993年の発売以来、人気急上昇で萩の手軽なお土産としても喜ばれています。

うんちくとして

<<萩と夏みかん>>夏みかんの正式名称は「夏橙(ナツダイダイ)」で山口県の花にもなっています。江戸時代中期に、今の長門市仙崎に流れ着いた柑橘が原木になったとされ、この原木は今も健在で、国の天然記念物に指定されています。明治維新後、生活が苦しくなった武士の救済策として栽培が奨励され、その後全国に広まっていきました。

自分も食べてみて思ったのは、苦みもあるんですけど甘み、酸味もあり、こんなに美味しいと思ったゼリーはありませんでした。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当ですよ!!

そんな萩夏みかんゼリーを、新下関食堂では12月1日から1個162円で販売します。

ぜひこの美味しさを味わってみてください!!

またこのほかにも「竜馬が愛したお米」(2010年のNHK大河ドラマ『竜馬伝』に合わせて販売開始)という商品名のお米があったり、山口県出身の卓球の石川佳純選手も食べている「ミネラルドリーム米」などもありました。

また2015年1月4日(日)からスタートする萩を舞台にしたNHK大河ドラマ「花燃ゆ」の宣伝トラックも完成し県内を走っているそうです。

そんな本当にいろいろあった2日でしたが、最後に1番印象に残った話を書いて終わりたいと思います。

あぶらんど萩の常務の佐々木さんは、佐々木小次郎の末裔だそうです。

その理由を佐々木常務は、テレビ放映された小次郎の話と交えて話されていました。

その話の内容は、萩市の上にある阿武町大字福田下に佐々木小次郎のお墓があり、なぜそこに墓があるのかをというと、巌流島で宮本武蔵との対決で敗れた佐々木小次郎の妻ユキはキリシタンの信者だったそうで、当時懐妊中のユキは小次郎の遺髪を抱き、折柄厳しいキリスト教の禁令により多くの信者とともに山陰の安全な居所を求めたそうです。

そしてユキはこの地の正方寺に身を寄せ剃髪して尼となり、夫・小次郎の冥福を祈り菩提を弔う為に墓を建て、その墓のすぐ下のお堂というか庵で一生を終えたと言われています。

そして小次郎の墓と並んで佐々木姓の墓が多くあり、今も佐々木姓を名乗る家が地区内に数件あるそうです。

その話を聞いて素直に凄いと感じたし、また別の話を聞いてても本当にビッグな方だと感じるエピソードばかりでした。

本当にいろんな出会いに感謝です。

こんな会を開いてくれた業者の山中さん、現地でご案内してくれたあぶらんど萩職員の石橋さん、永田さんには本当に感謝です。

ありがとうございました。

新下関食堂ショップコンセプト

これからも、安心安全な地域の食堂目指して頑張ります。

今回はこれで終わります。

また次回も宜しくお願いします。