食堂の地域貢献。

やすもりブログ読者の皆様、こんにちは。土曜日担当の新下関食堂の森脇です。

今回は新下関食堂が地域貢献として協力している職業体験学習について書きます。

職業体験学習の事を簡単に自分なりに説明すると、新下関地区にある中学校から授業の一環として2年生の数名の生徒を、そちらで職場体験させていただけませんかという主旨で連絡があって、こちらが承諾したら、生徒さんが現場に入り仕事の楽しさや厳しさを体験してもらい進路などに活かしていくという考えで行っている事です。実は3年前に今回とは違う中学校の先生からお願いされ引き受けた事があって、その時に食堂がオープンして7年目でようやく地域貢献らしい事ができたと感じました。そしてその時職場体験された生徒さんは今でも食事に来てくれます。こういう繋がりが出来た事は、やはりすごくうれしいなって思います。

それと前回は2人の生徒さんを引き受けましたが、今回は3人を引きうける事になりました。また体験学習は2日間の日程でしたので、3人を同じように経験させられるかという不安はありましたが、引き受けたからには責任もって経験させてやらねばと思い、どのようなポジションで回していくかなどを打ち合わせて臨みました。ただ自分はこの2日間は公休と会議があった為、居なかったのでここからは写真で体験風景をご紹介します。

まずは朝の掃除をしています。常にテーブルは綺麗にしておくことが基本ですのでテーブルが汚れたら、その都度拭きに出るという事も同時に教えています。

次は盛り場と言うポジションで、左に見える陳列台に煮炊き場や揚場で出来た商品を盛りつけて並べていくという事をしています。実際おかずを取り分ける事はしたことがあっても、盛り付けるという事はほとんどした事がないと思うので、盛り場を経験した事によって盛り付けるという言葉の意味を知ってもらえたのではと感じています。

次に煮炊き場で仕込みを経験してもらっています。新下関食堂の商品は7~8割は、自分たちの手で仕込みした食材を使って調理していますので、この経験で仕込の大変さや食材の大切さなどを感じてもらえたのではと思います。

これは、デシャップと言うポジションでお客様に、ご飯、味噌汁を注いで渡します。このポジションで大事な事は、食堂の命であるご飯を美味しそうに注げるかがポイントになりますので、日頃から美味しそうに注いであげようと思う気持ちが大事なのです。

と言う感じで2日間で様々な経験をしてもらいました。皆さんお疲れ様でした。

そして後日感謝の手紙が3人から届きました。

正直、感謝の手紙が届くとは思っていなかったので、非常に嬉しかったです。本当に時間的には短い時間で、自分は現場にいなかったので話もしていないのですが、それでもこの手紙を頂いた事で、改めて本当に3人の役に立てて良かったと思えたし、わずかでも地域貢献できた事をすごくうれしく思いました。

これからは更にこういう地域の為になれる活動を増やしていきたいと感じたので、その為にいろんな行事に出席したりと積極的に動いて地域貢献していきます。

新下関食堂ショップコンセプト

これからも安心安全な地域の食堂になる為に日々努力し、そして仕事を楽しみます。

では今回はこの辺で失礼します。有難うございました、また次回も宜しくお願いします。