今年最後の。。。

こんにちわ、長府店の要田です。いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。今回は今年一年の長府店を振り返り…と考えていたのですがここは新年最初の店長にお任せすることにして、いつものように読書の話で締めくくろうかなと思います。よくよく考えてみるとそれが一番自分らしいですよね?

今年は自分のなかでも本を読む機会からは幾分遠ざかっていた年だったと思います。そのなかで紹介しきれていない作者はまだまだいるのですが、今回はこちら。

島田荘司さんの『水晶のピラミッド』です。内容を簡単に紹介すると七階建ての塔の最上階、地上20メートルほどの密室で、なぜか溺死の死体が発見されるというものです。それに時を隔てて古代エジプトで起こった事件や、あの有名なタイタニック号の沈没なども絡んでくる作品となっています。
今ちょうど半分ほど読んでいる最中なんですが、まだシリーズの探偵さん出てきていません。今までにない展開にドキドキしながら読み進めているところです。
島田さんといえば新本格といわれる推理小説のジャンルのなかでも第一人者で、核となるトリックは大抵一つなのですが舞台設定や文章の拡がりがとても上手でかなりの厚さの作品も珍しくありません。数ある作品のなかで今ぼくは、探偵である御手洗潔がある事件で知り合う、松崎レオナという女優が登場する作品を時系列にそって選んでます。

実はすでにトリックそのものはほぼ見破ってい(るつもりになってい)ます。ただ犯人には行き着いていませんが。

年末年始のお休みで一気に読破し、つぎの買い置きに着手しようかなといった年越しになりそうです。

それでは、良いお年を。