天下の奇祭 数方庭祭

こんにちは。暑い毎日が続きますが皆様いかがお過ごしですか。長府店の間下です。

私はちょっと、夏バテ気味です。

今日は長府店の氏神様である忌宮神社のお話です。毎年8月7日~13日の7日間行われる天下の奇祭数方庭が始まりました。下関長府に1800年続くお祭りです。『チャンコホイホイドンパッパ」のリズムにのって男は2本の竹をつないで作られた、高さ30メートル、重さ100キロある竹幟「おおや」を担ぎ、女は「切籠」と呼ばれる灯篭を付けた七夕飾りを持って『鬼石」の周りを回ります。一見単調な祭りに見えますが、転倒する人、ぶつかり合う人、実は荒々しい夏祭りです。

忌宮神社は、第14代仲哀天皇が九州の熊襲(くまそ)平定ために7年間、豊浦宮と呼ばれる仮の皇居が置かれた跡であるといわれています。仲哀天皇が豊浦宮にご滞在中、熊襲の後押しをしていた朝鮮半島の新羅の総大将、塵輪(じんりん)率いる敵軍が攻め寄せてきて、苦戦をしていると仲哀天皇自らが弓を取り、矢を射って塵輪を倒しました。勝利をおさめ、兵士たちは屍の周りを槍や刀を手に踊りまわったのが数方庭の起源と伝えられています。塵輪の首をはね、埋めた跡とされるのが境内にある鬼石でこの鬼石を中心に数方庭の神事が行われるそうです。ちょっと残酷ですね。ちなみに竹の幟に替わったのは江戸時代元禄年間だそうです。今日はは奇祭数方庭のおはなしでした。

さて夏バテ解消にはやっぱり焼き肉ですよ。長府にお越しの際はやすもり長府店にお立ち寄りください。ではまた。

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