チルド肉

皆様こんにちは。

本店勤務の來嶋です。

最近本店では、厚切り上塩タンや和牛ハラミ、カイノミ、ランプ、イチボ等、入荷時限定ではありますが様々なラインナップのお肉を『チルド提供』させて頂いています。

チルド提供は厨房スタッフの努力とミートセンターの協力なくしてあり得ませんが、そもそもチルド肉とはどんな状態のお肉でしょうか?

食品衛生法では「10℃以下で保存された状態」となっていますが、現実には0~5℃が望ましいとされています。

しかし0℃設定の冷蔵庫でも扉の明け閉めで温度は上昇してしまい、冷凍していない状態のお肉は時間が経つにつれ痛み、黒く変色し、ドリップ(旨味)が抜け出て風味も損なわれる為、管理が非常に難しく大変です。

そういった変色等の現象を防ぐ為に-18℃以下(食品衛生法基準)で、かつ瞬間冷凍する事で旨味を閉じ込めたまま長期保存できる様になります。

ですので瞬間冷凍されたお肉も充分美味しく頂けますが、解凍する際にどうしても僅かながらドリップが出てしまう為、チルド肉と冷凍肉では味も去ることながら食感も変わってきます。

フレッシュながら痛みやすいチルド肉は、取扱いを誤るとお客様へ届ける前に処分しなければならないといった最悪の事態にもなりかねません。

だからこそ、チルド提供が可能となるのは先に述べた通り厨房スタッフ、ミートセンターの努力の賜物なんですね(^-^)

チルド肉が入荷している時はホールスタッフが自信を持ってお勧めさせて頂きますので、是非皆様に『別格の味』を御堪能頂ければと思います。

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