革命のファンファーレ

こんにちは。長府店の間下です。日に日に寒くなりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。寒がりな私は部屋の暖房を強くするせいでしょうか、空気が乾燥して、喉が痛くなり、咳き込んでいます。冬は苦手です。

今日は公休ですが、あまりの寒さで外出する気にもならず、気になる本を読みました。

娘が買ってきた本です、娘も飲食店に勤めており色々勉強しているみたいです。その本の帯が気になって読んでみました。西野亮廣「革命のファンファーレ」です。クラウドファンディングで、1億円を調達し、絵本を33万部売った、男の頭の中と。という帯につられて読んでみました。

私が知っていた西野亮廣さんはジェットコースターのようなテンポの漫才コンビ「キングコング」の一人、人気のテレビ番組「はねるのとびら」に出ていて、絵がとても上手というぐらいでした。「はねるのとびら」たまに見ていましたが個人的には相方の梶原雄太さんのほうが面白く、西野さんのほうは、ちょっと鼻に付く感じでした。

そんな西野さんが書いたこの本は、この業界一万部売れれば大ベストセラーと言われる絵本。極端に市場が小さいものだから売り上げが見込めず、一人で作るしかなかったのですが、絵本『えんとつ町のプぺル」を30万部売る目標を掲げ、分業制にし、市場メガヒット作りの下準備を、連日会議を繰り返し、「ここまで準備したらヒットするしかない」というレベルまで追い込んで、確実に当てにいった。そんな彼らが『えんとつ町のプぺル」をどのように作りどのように売ったか?を書いている。

まず作り方から創る

これまでの絵本と大きく変わった点は、作り方を「超分業制」にしたということ。分業制にすることで、制作費を用意する事が出来ない、スタッフに払うギャランティが用意できないのである。絵本の政策で一番最初やったのは、「資金調達」、お金ってどうやって集めるんだっけから始まる。この絵本の製作費は、「クラウドファンディング」で集めた。インターネット上で企画をプレゼンし、一般の方から支援を募るものだ。また絵本を知ってもらう為の個展を無料化するときと2度のクラウドファンディングを合計すると支援額が5650万円、支援者数は9550人らしい、すごいですね。クラウドファンディングは金の生る木ではなく、有名人だから、お金が集まる、というわけでもなく、信用をお金化するための装置であると言っている。

「マネタイズ」ネット上の無料サービスから収益を上げる方法で、「えんとつ町のプぺル」を無料公開していて、普通ならそんなことしたら、絵本の売り上げが無くなるのではないかと思いますが、しかし実際には無料公開して売り上げを伸ばしているんです。短期的には売り上げは落ちるかもしれないが、口コミが広がり、興味を持つ人が増え、結果として販売数が増えたのです。そこで私も無料公開の「えんとつ町のぷぺル」を見てみました芸人さんが作った絵本とは思えません。すごいです。

ただ買っていません、ネットで立ち読みです。絵も相当に書き込んであり比較的ストーリー重視の絵本ですね。

さてこの本「革命のファンファーレ」、物を売るために「どう売るか」人はいつ財布のひもが緩くなるか?選択肢が1個の場合、3個の場合、10個の場合、なぜ3個の場合の方がよく売れるのか、など消費者の心理を考察し分かりやすく解説している、ビジネス書です。

読んでいて気になるキャッチコピー2~3紹介します。

けっこう響くキャッチコピーですね。そんなとこでいろいろ勉強になりました。皆さんも読んでみてください。ではまた。

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