本の続き

長府店の要田です、こんにちわ。

実は4月11日の店休日にお花見をする予定だったのですが、雨で中止となってしまい何を書こうか迷っている次第です(・・;)

で、その間も前回紹介した本の読書は進んでましたので今日はそちらの感想でもと思います。

主人公のキャラクターがかなり良かったです(^^)
基本的に事件そのものよりも自分の関心のある伝承についての話題を追求する姿勢で、事件はあくまでも偶然巻き込まれただけというスタンスを貫きます。

最後の謎解きも、思いついた仮説をただ聞かれるままに披露するから二転三転、こんな探偵小説今までに無いです。ただその二転三転がどれもその時点では説得力あるものでどんどん引き込まれてしまいます。

もう一点他の作品にはほとんど見られない特徴があって、これは作者の紹介で話したかもですが、ホラー作家としての側面が強く、人が起こした事件とは別に、それでは説明がつかない不思議が最後まで残ってしまいゾクッとさせられる結末でした(^^)

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