影法師

こんにちわ ”あなたは何料理が好きですか?”って質問に答えるとしたら、迷わず”韓国料理!!”って答えるんですが、切迫して割り込んできそうな料理として中華料理が好きなんですよね~

中華料理の中で自分が特に好きなスープがあって、酸辣湯(サンラータン)っていう酸っぱ辛いスープなんです! こちらのスープ、とても理にかなっていまして料理でいう美味しさの塩梅(あんばい)がメチャメチャ素晴らしい!! 酸味っていうものは、本来体を冷やすものなので体を温める食べ物かなんかに良く使われますね そうした、酸味の利いたスープにラー油の体を温める辛さが絶妙な塩梅なんです この塩梅の美味さが、料理の味を決める非常に大切なポイントなんだと感じています 最近酸辣湯の美味しいお店を求めて4000年、闘えサンラータン男子の蔡です

今日は、オススメの本を紹介しますこちらの本は、以前書籍も映画も紹介させてもらった『永遠のゼロ』の百田直樹さんの『影法師』です こちら江戸時代の茅島藩の武士の姿を描いた作品なんですが、ここに出てくる武士と言われる人たちの生き様がマジでクールでした!! その当時は武士の階級にも上士、中士、そして下士に分かれていてかなり激しい階級制度があった そんな階級のある社会でも、武士というものの価値観や考え方が一律に貫かれていています この物語を通して、武士とはなんなのか、そしてそれが今の日本人の価値観にどう繋がっているのかを考えることのできる作品でした 百田さんは作品を通じて、日本人に日本人としての本来の価値観やモノの見方を伝えているんじゃないのかな~ってすごく感じましたね

また小説の中にあったこの本のまさに自分の嗜好を打貫いたコアメッセージをのせときます

“武士の子が泣くものではない”

いや~、良い作品でした!! 何度も何度も読みなおしたい、私の中の名作です(^.^)