風立ちぬ、いざ生きめやも

どもどもこんにちは!本社の富下です。最近私木曜日にお休みをいただいています、木曜日は嫁が韓国語講座の講師でして半日フリーターとなってしまいます、そんなフリータイムの私のもっぱらの楽しみはラーメンと映画鑑賞です、そしてなんと木曜日はメンズデーで男性は1000円で映画を観れちゃうんですよ!結構一人シネマ・パラダイスしています!

今回はそんな一人シネパラで行ってきた映画のご紹介をさせてもらいます。今話題のこちらベタですが(汗)今話題の宮崎駿監督の最後の映画「風立ちぬ」です!”日本だけでなく世界中にファンをもつ宮崎駿監督が、『崖の上のポニョ』以来、5年ぶりに発表 する待望の新作。宮崎監督が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」で連載していた漫画を基に、航空技術者として活躍し零式艦上戦闘機の設計などを手がけた 堀越二郎の10歳からの30年間のドラマと、映画オリジナルのヒロイン菜穂子との恋模様を描く。(google映画サイトより)”

 

私富下倫基、、、観た感想として。。。「ジブリ最高傑作といっても過言ではない」という一言です。そして当然今年NO1ムービー候補です!

 

「生きねば」をテーマにした本作、私の見解としまして関東大震災、第一次世界大戦、という怒涛の時代の中、戦争の道具という葛藤の中でも美しいものを創りたいと没頭するいう主人公と愛する人と一瞬を生きるとうヒロインが儚く美しく描かれています。わたしじしん、彼らから、そして説によると自分のことを本作で描いたとも言われる宮崎氏から「本気で生きてんのか!?」と問われ続けぶっ飛ばされた気持ちになりました。これが昭和後の日本を支えた天才クリエイターが生涯で出した答えなのだと敬礼です。

何よりも氏得意のファンタジーもなし、多作と比較してスピード感のない淡々としたストーリー展開、本当にとことん過去に実存した人間を「リアルリアルリア ル!」に向き合った30歳以上大人のジブリ作品ですが天才の遺産指定作品と感じられるほど全てこだわりぬかれた至極のものとなっています。こちらからも最も得意とする部分でなく 72歳でも今尚苦手とするものに挑戦し情熱をもやす氏の姿勢に「生きる」ということを再度感じ、学びました!

 

今週もう一度観に行く予定です、メンズデーで!とってもとってもオススメですよ!日本が誇る天才の最後の作品を是非劇場で!