今月のおすゝめ図書

こんにちは、ユーロ2012も終盤をむかえ俄然眠れなくなってきました本社の富下倫基です。準決勝のスペイン対ポルトガル、そして7月1日の決勝戦が楽しみでしかたありません!しかし先日の健康診断の結果など考え、わたくしサッカー観戦のビールには注意です♪

さてさて、以前も記載しましたが私が仕事をするうえでの最大の師であり友でありますのが読書です。読書の量が多いときこそぶれなく良い動きができているように感じます。良かったものがある際にはこちらでも紹介しますね!

というわけでこの度のおすすめはこちらです。何よりも一万円の人であり、小学生の時に歴史の授業で学んだ福沢諭吉先生の歴史的名著です。人としての器こそが仕事をするうえにおいて大切であり学びたいと考えた時に色々読みながら行きついたのがこの名著です。

内容は現代語訳というところでとても読みやすいです。日本最大の思想家である福沢諭吉先生が後世へ生きる若者へのメッセージ、冷静な語らいながらもとても熱いものがあります。この言葉などにもあげられますが諭吉先生のいう”学問”とは生きるために必要な”実学”であり生きる幸せにおいてこの実学を追及するということを大きく学びました。

そして最初に書かれていますのがあまりにも有名なこの言葉。「天は人の上に人を造らず」ですね、最後の文章も「人付き合いは多方面ですること」「人間のくせに、人を毛嫌いするとはけしからん」というものでした。単純な解釈ですがこの時代においても人同士の尊敬もてということ、人間に始まり人間に終わる、人を大切し、己を磨けという福沢先生のメッセージに改めて考えさせられました。

方向性や芯を考えている方に本当に良書でおすすめの一冊です!